2012年1月11日水曜日

デザイナー川久保玲さんのように

 「今もそうですが、あの頃私も周りで一緒に働いている人々にいつも力づけられていました。当時の私の目標は、デザイン活動よりもむしろ自分自身の力で何かを為すということにありました。独立した人間として働くことが私にとってもっとも重要と思われたのです。自分の名前を売るつもりはなかったので、ブランドネームに自分の名前は付けませんでした。コムデギャルソンという言葉は、その響きが好きで選びました。その頃の私には、今のようにコレクションを開くなどということは想像もできませんでした。」これが女性デザイナー川久保玲の言葉だ。
 
 川久保玲さんは、1942年に東京で誕生した。1964年に慶應義塾大学文学部哲学科を卒業後、株式会社旭化成宣伝部に入社し、1967年に独立した。1973年に原宿にComme des Garçons (コムギャルソン) を設立した。
 Comme des Garçonsは仏文で、「少年のように」という意味だ。これが「独立した人間として働くこと」を表すのだと思っている。卒業ばかりした私にとって、たしかにそうだ。自分自身の力で何ができるか?もう2012年だろう。はやく、はやく、時間がなくなっていく!笑。少年のように、自分らしく。しっかりしてね。独立人間になろう。



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